2014年 寒中号|エマナックニュースバックナンバー

田中@社長からのご挨拶

寒中お見舞い申し上げます。平素は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。

2013年も日本を初めアジア・アメリカ・ヨーロッパを駆け回り経営者としての勉強と職務に追われた1年でした。
ますますグローバル化が進み経営環境が厳しくなる中において、今年もこのメールマガジンを通してご挨拶できることを感謝申し上げます。

さて、本エマナックニュースは季節の節目ごとに弊社の考えや思い、目指すところを情報発信して参りました。
しかし、2013年は社外へ公表できるまとまった成果に至らず、筆が重い状態がつづいておりました。

しかし、新年の挨拶回りにおいて、関西・関東のお客様よりエマナックニュースを楽しみにしているとのお声を頂く機会が幾度とあり、弊社に関心を抱きメールマガジンを楽しみにしておられる皆さま方の存在を改めて実感致した次第です。

新春ではなく遅ればせながら、寒中号として発行することをお詫び申し上げます。

2013年を振り返って

2013年に生じた原材料高騰は弊社の経営にも大変大きな影響を及ぼしました。
電気・油・ガスの価格は倍近くまで高騰し、結果として2013年の決算は減益になりました。
しかし、その中でも増収を確保できたことは、価格改定について皆さまからご理解を賜った結果であり、改めて感謝申し上げます。

さて、弊社では2011年から3年間は「内に攻める!」をスローガンとしてグループ全体の経営体質を一層強靱なものとすることを目標としてきました。
3年目にあたる2013年においても金属熱処理技能士を初めとする資格を41名が取得し、2011年から数えると延べ135名が新たに資格を取得するという大きな成果を見ました。
当初は会議室に資格取得の賞状を掲示していましたが、今や賞状があふれ掲示スペースがなくなるという嬉しい様子を見ております。

各スタッフのスキルアップにより経営体質が強靱化されたこと、取引先・担当官庁から高い評価をいただいたこと、経営者の思いがグループ全体として共有されたこと。
これら全ては大きな喜びです。

カバランウィスキージャパン(株)設立のご報告

「ウィスキー」を含む社名に戸惑いを感じられた方も多いかと思います。
2014年2月設立のカバランウィスキージャパン株式会社は、台湾カバランウィスキーの輸入販売が主たる事業です。

カバランウィスキーとの出会いは、2013年2月ドイツ・ファスナーショーにて、フランス在住イギリス人から「コンクールでウィスキーの本場スコットランドを破ったすごい台湾ウィスキーがある!!!」と教えてもらったことでした。
もともとこの彼がウィスキーについて幅広い知見の持ち主であることは知っていましたが、ブルゴーニュワインの資格を有しアルコールビジネスのプロである彼の娘も絶賛しているとの評価が印象に残りました。

2ヶ月後の4月17日、仕事で台湾に立ち寄った際に免税店でこのウィスキーを手に入れ、2日後の4月19日には日本のオーセンティックバーにてバーテンダーと共に試飲しました。

「・・・うまい!」「こんなうまいウィスキーは初めてだよ!!」バーテンダーの反応は、まさに驚嘆と絶賛でした。

ますますこのウィスキーへの思いを強くし3日後、父の代から加入している大阪日華親善協会の事務局経由で台湾貿易センターへ取り次いでもらいました。
ゴールデンウィーク明けには先方より連絡があり、7月2日に台北へ渡り輸入販売契約の話しをまとめ、10月2日に酒類販売業免許を(株)エマナックで取得、11月には最初のロットを輸入・テスト販売いたしました。
そして、2014年2月3日に会社の設立に至った次第です。

会社設立にあたり改めて「人と人のつながり、ご縁とは妙なものである」との思いを強くしました。
中高大と同級生であった知人(京都のバー「K−6」のオーナー)と再会し事業展開に関する貴重なアドバイスをもらい、大阪・東京・香港のバーオーナーからは販売網拡大についてのアドバイスを受けた事は本当に大きな助けになりました。

本ウィスキーについては現在ウェブサイトを準備中でありご用意ができましたら改めてご案内致します。

ウェブサイトではウィスキーを提供している東京・大阪など国内のバーもご紹介致しますので是非ご堪能頂ければ幸いです。

最後に

2013年は事業存続の責任を重く認識させられた1年でありました。

ゴールデンウィーク直後には神奈川県で大規模に事業を縮小された同業者がおられます。
大阪では8月に1件、12月に老舗の同業者が1件廃業されました。

弊社にもその影響が波及し、生産ラインの稼働率・加工品質を熟慮した結果、お申し出をお断りする痛みの伴う決断を下す事態に直面しました。
確かにお取引について新たなお声がけをいただくというプラスの影響もありましたが、今回の同業者廃業は総合的に考えると弊社にとってはマイナスの影響が大きく出たことは過言ではございません。

我々賃加工業者はお客様から商品をお預かりし適正価格にて対応することが、事業存続の企業責任に直結することを改めて深く実感致しました。

加えて現在も、弊社足下の大阪では4月の増税前駆込み需要により生産能力を超過する受注状況が続き、お客様にはご了承のうえ、一部商品を埼玉工場へ輸送し浸炭熱処理を行なう対応をしております。
物流・原材料コストを考慮すると利益率は限りなく低くなりますが、これまで勝ち得てきた「田中熱工は困った時に何とかしてくれる」というお客様からの信頼を維持するため苦渋の決断を致しました。
コスト面のみならず大阪と関東の工場連携という難しい局面に、社員が挑み乗り越えていることを誇りに感じます。

さて2014年は、2015年に皆さまへ本メールマガジンを通して発表できる成果を産み出せるよう邁進して参りたいと存じます。

最後になりますが、今年一年も皆さまからのご愛顧をよろしくお願い申し上げます。