ABOUT COMPANY

2017年 初春号

田中@社長からのごあいさつ

初春の候、時下ますますご清祥の段、お喜び申し上げます。本年もこのエマナックニュースにて皆さま方へ新春のご挨拶をさせていただきます。まず初めに、昨年4月に起きました熊本地震により被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

昨年は、英国のユーロ離脱、アメリカ大統領選トランプ氏勝利など、世界情勢の不透明感を実感した年でありました。その中においても、スタッフが設備をハードに稼働させ「エマナック」のブランドにふさわしい働きぶりで、このように新しい年を迎えられたことを心より感謝しております。では、本年最初のエマナックニュースを謹んでお届けいたします!

大阪工場に新設備を導入しました!

2015年から2016年にかけての年末年始、さらにはゴールデンウイークも、第一製造課(浸炭)は大量の受注を処理するため休み無しのフル稼働でした。大晦日・元旦返上で工場を稼働させたのは、創業以来初めての出来事です。このように私どもが大量の御注文を頂けたのは、取引先ねじメーカー様の営業努力の賜物であると感謝しております。加えて、お客様には納期のご相談にも御理解頂きましたこともこの場を借りて御礼申し上げます。

このような中、本社の工場に新しい浸炭処理の設備を6月に搬入・8月には稼働を開始し、設備の拡充に取り組みました。目下、本格稼働中ですが、今後、「本気稼働」へとパワーアップさせていきます。

清水工場を建設中です。さらに・・・!

新聞・ネット等でも報じられているとおり新工場を建設しています。この新工場については、多方面から予想以上の大きな反響があり驚いております。新しい清水工場は、新東名高速・新清水インター降りてすぐ(30秒ほど!)の清水工業団地内にあり、調質処理設備を導入します。3月中旬には試運転にこぎつける計画です。

この新しい工場を建設することを考え始めたのは一昨年のゴールデンウイーク頃でした。その頃、ここ数年続く大量受注により既存工場の処理能力の限界をひしひしと感じ始めていました。既存工場の設備拡充も一つの手立てです。しかし、新たに拠点を設けることで対応エリアを充実させると同時に地理的リスクを分散させたいと考えました。

以前、社内慰安旅行で訪れた際に「この辺りに工場があったら良いな」と好印象だった静岡市を中心に工場用地の調査を始め、11月22日は報道のとおり用地買収に至りました。

この工場が本格稼働することで、静岡県下はもちろん、東は関東西部、西は中京圏、さらに中部横断自動車道が全面開通すれば長野・山梨県まで営業エリアを充実させることができ、今から本格稼働を楽しみにしております。さらに、清水工場とは別の新工場!についても今年中に発表できるよう現在、構想を練っております!!

ウィスキービジネスのその後。

約2年間取り組んでいたウィスキービジネスですが、一昨年にて仕入れは終了、昨年より在庫販売をもって、その幕を下ろすこととなりました。カバランウィスキーと共に歩んだ道のり振り返るなら、「充実して楽しかった!」の一言に尽きます。自分が惚れこんだウィスキーを社会に広めることができたのは本当に幸せでした。さらに、北海道から沖縄に至るまで多くの方々と出逢い、助けられ、支えられた経験は私の宝です。

大学を卒業とともに弊社に入り、熱処理・ねじ業界でしか歩んで来なかった私にとって、ウィスキービジネスは全く未知の世界でのチャレンジでありました。何より嬉しかったのは、ある方から「田中さんはカバランウィスキーのアンバサダーだよ」と認めて頂いたことです。自分のビジネススタイルは業界が違っても通用するのだと、心底実感した瞬間でした。

この2年間、様々な形でこのウィスキービジネスを支えてくださった皆さま、またカバランウィスキーをご愛好してくださった皆さま、本当にありがとうございました。

私の手元からは離れますが、これからもカバランウィスキーをよろしくお願いいたします。

仕事が「速い」スタッフから「早い」スタッフへ

さて、昨年は「スピードアップ」を目標に掲げスタッフを鼓舞してきました。確かに、ルーティンワークのスピードアップはある程度実現できました。しかし、それ以外の観察・発想・思考・行動という主体的に仕事を進化させるスピードはまだまだです。

2017年は、ルーティンワークが「速い」スタッフから、主体的に仕事を進化させることが「早い」スタッフへのレベルアップを目指します。今年のエマナック・グループの成長を楽しみにしてください!

最後になりますが、今年も何とぞよろしくお願い申し上げます!